説明
手術室での LED 技術
LED は外科手術には極めて効果的な照明源です。
弊社はこの革新的照明源の利点に、新型のコンパクトで軽量、しかも頑丈なボディを専用設計により融合させました。
加えて最適化された個別レンズリフレクターがLED光をコントロールして影を防ぎます。
LED は熱をほとんど発生しませんが、その少量の熱でさえインテグレートされたサーマルコントロールシステムで制御、分散されます。
灯体最高温度(上部表面)は、35 °C 以下に抑えられます*。 平均LED光源寿命は 50,000 時間と、信頼性が高く経済的です。
* 手術室室温 20 °C の場合。
Polaris 100
全機種新型のコンパクトな Polaris® 100 は LED が 48 個で、出力範囲は 40,000～120,000 ルクスです。
環境照明モードを選択すれば、LED 1 個で MIS (最小侵襲手術)用の環境光としてご利用いただけます。
空力特性に優れた滑らかなデザインでしかも頑丈な照明ヘッドは重量がわずか 13 kg で、位置調整がたいへんし易く快適です。
照明ヘッドは可動部品がないのでメンテナンスはほとんど不要です。
平均演色評価数 Ra は 95、特殊演色評価数 R9 は 93 と高く、赤の色調を妥協することなくくっきりとしたコントラストと自然な色を提供します。
Polaris 100/200 照明システムには、温白色、昼白色または冷白色(4,400、5,000、または 5,600 ケルビン)の LED光源から選択頂き、搭載することができます。
Polaris 200
外部寸法やデザインを変更せずに、LED をさらに 18 個追加して、66 個装備しています。
これにより、最大出力が 160,000 ルクスとなります。
照度は簡単に、40,000 ルクスまで下げることが可能です。
色温度と演色評価数は Polaris 100 と同じ仕様です。
コンパクトなデザイン、簡単な操作
基本に忠実な丸い灯体デザインには、非滅菌エリアから操作し易い一体型ハンドルが装備されると共に、操作が簡単明瞭なタッチパネルコントロールが搭載されます。
また、術者も中央の滅菌ハンドルで、簡単に Polaris 100/200 のポジションを調整することができます。
個々の感染予防コンセプトに応じて、滅菌可能ハンドルまたは滅菌済ハンドルのいずれかをお選びいただけます。
はっきりと識別し易い 4 つのコントロールボタンには単一の機能が割り当てられ明確な操作がし易くなっています。
またオプションで壁取付コントロールパネルもご利用頂けます。
なめらかで、継ぎ目のない灯体は、素早く簡単に掃除でき、軽量なので灯体の位置調整に労を要しません。
設置とメンテナンスが簡単
Polaris 100/200 のすっきりとしたデザインにより、
取り付けやメンテナンスがとても簡単になりました。
ライトヘッドは実績のある安定した PLC (電源通信システム)で制御されます。
