説明
これまで培ってきた、質の高い「音」を極限まで研ぎ澄ます技術がさらに進化。Pure Symphonic Architectureとして生まれ変わりました。
プローブ、フロントエンド、ビームフォーマー、バックエンド、そして、モニタ。全ての技術が理想的な統合をはたし、プレミアム機にふさわしい画像を提供します。
Probes/Frontend
4G CMUT
半導体プロセスによる CMUT(Capacitive Micro-machined Ultrasound Transducer) 技術をさらに進化させ、超音波検査に必要とされる様々な表示モードに対応するプローブを実用化。広帯域化、高感度化を実現し、深部まで分解能の高い画像が得られるため、幅広い領域をサポートします。
また、これまで複数本のプローブで行われていた検査も一本で対応可能です。
C23RV/C23
画質性能を追求した、ルーチン検査で使用できる単結晶のマイクロコンベックスプローブです。
圧電素子や放熱構造などの基本性能をはじめ、プローブ形状などを見直すことで、従来からのコンベックスプローブと同等の高い画質性能とストレスの少ない操作性を実現しました。
さらに広視野検査を可能にするWide Scanningや造影検査への対応、またRVS磁気センサ内蔵(C23RVのみ)など、様々なシーンにおける検査をシームレスにサポートします。
Variable Beamformer
eFocusing
eFocusingは、新しく開発した送受信技術です。
S/Nの改善とフォーカス依存性の低減を実現しました。被検者依存が少なく、浅部から深部まで均一な画像を得ることができます。
Active Backend Plus
高度な演算処理を行うための画像処理エンジンActive Backendが、Active Backend Plusに進化しました。
Carving Imaging
組織構造の視認性の良さを追求した、画像処理パラメーターです。
ノイズレスでクリアな画像を提供することが可能になり、診断のしやすさに貢献します。
Monitor
広視野かつ高コントラストなLCDモニタが、
感度、分解能に優れた、被検者依存の少ない画像を導き出します。
検査する人のストレスを低減させるエルゴノミクスデザイン。
スムーズなワークフローをサポートする様々な機能。ARIETTA 850SEは検査時間を短縮し、より快適な検査環境を実現します。
もちろん検査時間の短縮は、検査を受ける人のストレスの低減にもつながります。
Protocol Assistant
検査のプロトコルを予め登録しておくことで、検査中、操作の手間を大幅に減らします。
また画像の撮り忘れや重複も防げるため、短時間で効率よく、客観性の高い検査をサポートします。
Automated Measurement
Collective Setting of AFS/ASR
Real-time Tissue Elastographyにおいて、計測に適したエラストグラフィ像を選択する、
Auto Frame Selection(AFS)。ROIの設定を行うAssist Strain Ratio(ASR)。
これまで煩雑だった手順をワンボタンで実行できます。