説明
高画質へのこだわり
生体からの2次高調波を使って映像化するTissue Harmonic Imagingは,分解能のよいクリアな画像を得ることができるが,周波数の高い成分だけを使うため,深い部分での見えやすさに限界があった。独自のDifferential THIは,二つの周波数成分を同時に送信し,その差分と高調波成分を使って画像を構成。
広帯域の周波数成分を利用することにより,肝臓・胆嚢・すい臓や消化管といった腹部領域から,乳腺・甲状腺といった表在臓器,おなかの中の赤ちゃんの観察などの広い臨床領域で、見やすい画像を提供。
また,超音波の送受信を複数の方向から同時に行うことで,超音波画像特有のスペックルと呼ばれる粒子状のパターンやランダムなノイズを低減するApliPure™ Plus(アプリピュア・プラス)機能も搭載可能。Differential THI同様,広い臨床分野で見やすい画像を提供。
多彩な臨床応用技術
Micro Flow Imaging機能を搭載可能
産科用4Dプローブや,表在臓器用4Dプローブが使用可能
使いやすさを表現するiStyleコンセプト
フレキシブルな支持アームと大きなグリップハンドルを備えた液晶モニタを採用。
検査者の見やすい位置へ簡単に動かすことができる。
また,患者さんや妊婦さんへの検査結果の説明の際にも役立つ。操作パネルの各スイッチの機能割当てを自由に設定変更することにより,より使いやすい操作パネルに仕上げていくことが可能。