説明
特徴
「AeroDR」シリーズは放射線科撮影室だけでなく、病棟回診、ICU、救急外来、手術室等様々な場面に活躍の場が広がってきました。
利用の拡大に伴い、更なる軽量化とハードユースに耐えうる性能を求める声が多くなってきています。
「AeroDR PREMIUM」は、このような要望に応えるため、女性技師でも楽に取り扱いできる軽量化と、実際の使用場面を想定した耐荷重性能と防水性を実現いたしました。
更に、撮影が集中する時間帯でも患者様を待たせない撮影間隔と長時間駆動の実現により使い勝手を向上させています。
もっと軽く
世界最軽量クラスのワイヤレスタイプ可搬型DR
筐体および構成部品の設計を見直すことで、従来の「AeroDR」よりも約10%の軽量化に成功しました。
内蔵バッテリー込みで14×17インチサイズのワイヤレスタイプ可搬型DRとして、世界最軽量2.5kg※1を実現しました。
※1 : AeroDR PREMIUM1417Sの場合。AeroDR PREMIUM1417HQは、2.6kg。
(世界最軽量とは、ワイヤレスタイプ可搬型DRにおいて。2015年8月1日現在。)
パネルを片手で掴みやすいようグリップ性にもこだわり、さらに持ち運びしやすい可搬型DRに進化しています。
ポータブル撮影をさらに快適に
ポータブル撮影時に必要だった中継ユニットを無くしました。
ポータブル撮影時の持ち運びによる負担を軽減します。
もっと強く
実際の利用シーンを想定した耐荷重性能
ベッドサイドやストレッチャー撮影などを想定した荷重試験において、従来品に対して約2倍の強度を実現※2。“曲げ”に対する強度を向上しました。
※2 : コニカ従来品との比較。測定方法は当社基準による。本製品の耐荷重性能は、無破損・無故障を保障するものではありません。
防水性能IPX6を※3確保
患者撮影シーンにおける血液や体液との接触などはありうること。そんな万が一のリスクを想定し、防水保護等級であるIPX6を確保しました。
液体の侵入によるパネル破損がしにくい構造になっています。
※3 : 落とす、ぶつけるなどの衝撃が加わった場合は、防水性能(IPX6相当)を維持できない恐れがあります。
また、本製品の防水性能は、完全防水、無破損・無故障を保障するものではありません。
もっと便利に
連続撮影を実現する高速スループット
サイクルタイムは無線通信時でもわずか6秒※4。四肢や脊椎 / 頸椎などの多方向撮影でもストレス無く連続撮影を行うことができます。
※4 : 機器構成、及び使用環境により性能は異なる場合があります。
記載の性能は、X線発生装置との曝射連動時。
バッテリーストレスフリー
従来比150%の撮影枚数と急速充電効果で、長時間にわたるポータブル撮影でもバッテリーの交換や充電作業など、バッテリー運用であることを忘れさせてくれるストレスフリーな環境をご提供します。
IEEE.802.11aに加えて、11nにも対応
病院における無線利用のシチュエーションも増えてきています。屋外での撮影を要する災害時など変化する環境にも柔軟に対応するため、5.0GHz帯 / 2.4GHz帯共に選択可能としました。
一般的名称 | X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ |
---|---|
製品タイプ | デジタルラジオグラフィー AeroDR SYSTEM 2 |
承認番号等 | 226ABBZX00050000 |
クラス分類 | 管理医療機器(ClassⅡ) / 特定保守管理医療機器 / 設置管理医療機器 |
製品タイプ | カセッテ型ワイヤレスフラットパネルディテクター |
検出方式 | 間接変換方式 |
X線自動検出 | AeroSync |
シンチレーター(蛍光体) | CsI(ヨウ化セシウム) |
外形寸法 | 383.7(W) x 460.2(D) x 15.9mm(H)(14 x 17inch カセッテ同等) |
重量 | 2.6kg(AeroDR PREMIUM1417HQ) 2.5kg(AeroDR PREMIUM1417S) |
画素サイズ | 175μm |
画像領域 | 348.95 x 425.25mm(1994 x 2430画素) |
A / D変換 | 16bit(65,536階調) |
耐荷重※4 | 点荷重:150kg@40mmΦ 面荷重:300kg@有効画像領域全面 |
防水性能※5 | IPX6 |
通信 | 専用有線イーサネット接続 無線LAN(IEEE802.11a / n準拠) 5.0GHz / 2.4GHz |
ダイナミックレンジ | 4桁 |
プレビュー表示時間 | 1秒台 |
サイクルタイム※6 | 約4秒(有線接続時) 約6秒(無線接続時) |
バッテリー種類 / 寿命 | リチウムイオンキャパシタ(内蔵式) / パネル製品寿命同等 |
バッテリーフル充電所要時間 | 30分以内(AeroDR PREMIUM1417HQ) 13分以内(AeroDR PREMIUM1417S) |
フル充電時の撮影可能画像数※7 | 300画像/8.2時間(AeroDR PREMIUM1417HQ) 150画像/4.1時間(AeroDR PREMIUM1417S) (1検査3撮影5分サイクル検査、X線発生装置との曝射連動時) |
フル充電後の待機時間※8 | 約20時間(AeroDR PREMIUM1417HQ) 約10時間(AeroDR PREMIUM1417S) |
- ※4:パネルに負荷されても画像及びパネルに影響しない静荷重。測定方法はコニカ基準による。本製品の耐荷重性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。
- ※5:落下衝撃が加わった場合は防水性能(IPX6相当)を維持できない恐れがあります。本製品の防水性能は無破損、無故障を保証するものではありません。
- ※6:機器構成、および使用環境により性能は異なる可能性があります。記載の性能はX線発生装置との曝射連動時。
- ※7:1検査3撮影5分サイクル(ポジショニング20秒を想定)、X線発生装置との曝射連動時。
- ※8:記載の性能は、フル充電後の性能です。また、記載の性能は、使用環境、使用頻度によって変動します(性能を保証するものではありません)。
- ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合があります。
- ここに記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 「AeroDR PREMIUM」は、「デジタルラジオグラフィー AeroDR SYSTEM2(製造販売認証番号:226ABBZX00050000)」の呼称です。
- 「AeroDR」は、「デジタルラジオグラフィー AeroDR SYSTEM(製造販売認証番号:225ABBZX00011000)」の呼称です。